化粧水、乳液、美容液…ええっとどの順番だっけ、
うーん、塗れてれば一緒か!
ちょっと待ってください!!!
おお!くま先生どうしたんですか?
きちんと肌のケアされているのに、順番や効果的な方法を知らなかったらもったいないですよ!いい方法をお教えします!
ええ!教えてくださるんですか!ぜひお願いします!
いまお手持ちの化粧品、もっと効果的な塗り方があることをご存じですか。せっかく高い化粧品を使用しても、スキンケアの順番や塗り方次第で効果が最大限に発揮できていないかもしれません。この記事では、正しいスキンケアの順番と化粧品の塗り方をご紹介します。
正しいスキンケアの順番は、
クレンジング→洗顔→導入美容液→化粧水→美容液→乳液→アイクリーム→クリーム→(朝:UVケア)
です。
また、クレンジングやスキンケアを行うときは、必ず手のひらで人肌程度に温めてから使用するようにしましょう。温めることで、スキンケアの浸透性が高まります。
洗顔をした後、プレ化粧水やブースター・導入美容液などを顔に塗ります。プレ化粧水とは化粧水の前に使う化粧水のことで、この製品を使うことによって、お肌を柔らかくし、この後のスキンケアの浸透性を高めてくれる効果があります。
導入美容液を使用するのはめんどくさいという方には、シャンプー後のドライヤー前にスプレータイプの化粧水(アベンヌウォーター等)を使用することをお勧めします。お肌が乾燥してしまうため、出来るだけ早く次のスキンケアステップに移ってください。
頬をプクッと膨らませ、くるくると小さな丸を描くようにほうれい線部分に美容液を塗りましょう。こうすることで、美容液成分がほうれい線に浸透されやすくなります。
毛穴が気になる方は、ビタミンC配合の美容液を、同様に頬をプクッと膨らませながら、くるくると円を描くように(時計回り&反時計回り)塗りこんでいきます。毛穴は色んな方向を向いているため、頬や鼻の毛穴が気になる方は、様々な方向から美容液を塗り込むのがポイントです。
アイクリームを塗るときは、摩擦が起こらないように、優しく点置きでポンポンとのせるようにしましょう。この時、瞼や目の下だけでなく、こめかみと頬骨の上(ゴーグルゾーン)まで塗るのがポイントです。
瞼は目頭から目尻、目の下は目尻から目頭の順番でアイクリームを点置きしていきましょう。この時、片方の手でこめかみ部分を軽く引っ張りながら、もう片方の薬指で目尻のシワ部分にアイクリームを優しくポンポンと塗りこむと効果的です。
いかがでしたか?
原則として、各スキンケアステップの間に少なくとも10〜30秒は置きましょう。どのスキンケアステップも摩擦は絶対にNGです。
首の皮膚はお顔よりも薄いので、スキンケアをする時は首はもちろん、デコルテラインまで行うのがベストです。スキンケアを一通り終えた後は、お顔を上に向きながら、額、頬、フェイスライン、鼻筋、まぶた、首とそれぞれのパーツを10秒程度優しくハンドプレスをしましょう。ハンドプレスを行うことで、血行が促進され美容液成分がきちんとお肌に浸透されやすくなります。
また、朝のスキンケア後、メイクをするまでに、最低5分間は置くようにしましょう。それでもベタベタしていると感じたときに、ティッシュで軽くスキンケア成分をオフしてからメイクを始めてください。
少し手間がかかる方法ですが、スキンケア効果を最大限に発揮させるために、是非取り入れてみてください。
監修
コンシェルクリニックグループ代表
医療法人社団航路会理事長
小谷 航(こたに わたる)
グループには、コンシェルクリニック歯科クリニック新宿本院・市ヶ谷コンシェル歯科クリニック・金町コンシェル歯科クリニック・コンシェルこまえ耳鼻科クリニック・id美容クリニック・東村山歯科矯正歯科・コンシェルデンタルラボ等を擁し、各種専門医が協力して顎顔面領域に特化した医療を提供している。
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