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紫斑病(しはんびょう)

紫斑(皮膚内の出血によって起こる紫から鮮紅色の斑)を認める疾患のこと。

紫斑病には、炎症を伴うものと伴わないものがある。

・炎症を伴うもの(炎症性紫斑)

主に血管炎で生じる。この場合、血疱、丘疹、びらん、潰瘍などを生じ、ときに微熱、倦怠感などの全身症状や腎機能障害、神経症状を呈することがある。

・炎症を伴わないもの(非炎症性紫斑)

血小板の異常による血小板減少性紫斑病や、凝固因子の異常による血友病、血管支持組織の脆弱性による老人性紫斑、原因不明の色素性紫斑病などがある。

投稿者プロフィール

くま先生
くま先生
アンチエイジングをコンセプトに治療するくま先生。歯や美容医療や薬など得意分野は多岐に渡る。教えてくま先生!と言われれば、一人ひとりの患者さんに寄り添ったコンシェルジュ的な存在として、どんな分野でも的確にアドバイスしていきます。患者さんだけでなく、先生たちにもアドバイスするよ。みんな、頼ってきてね。