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削らずにセラミック治療!「ラミネートべニア」って知ってる?

前歯がすきっ歯で、少し気になるんです。

それでは「ラミネートべニア」という治療法を試してはいかがでしょうか?

え、「ラミネートベニア」ってなんですか?

見た目を良くするためにセラミックをつける治療法のことです!

そうなんですね!ぜひ、詳しく教えてください!!

ラミネートベニアとは?

ラミネートベニアとは、審美治療の一つでいわゆるセラミック治療のことです。

歯の表面を薄く削り、そこにセラミックを貼りつける施術になります。いわゆるつけ爪をイメージいただけると分かりやすいです。

ラミネートべニアは表面を削る量を抑えることができるため、歯への負担を軽減して治療することが可能です。セラミック治療をするにしても、なるべくご自身の歯を削らないことをくま先生は推奨しているため、適応の方にはお勧めの治療となります。また、全員の方に出来るわけではありませんが、接着技術が現代では向上して、無形成ラミネートべニアも可能となってきました。無形成というだけあって、一切削らずセラミックを貼って治療をしていきます。

 すべての症例で適応ではありませんが、可能であれば無形成をお勧めしています。

ラミネートベニア

ラミネートべニアの症例

Before

After

ラミネートベニアはこんな方にオススメ!

・ 削りたくないけれど、前歯の歯並びが気になっておりセラミック矯正がしたい方

・ 歯の色が気になる方
ホワイトニングよりもより短期間で歯を白くすることができます。セラミックでできているものなので、変色の心配もありませんし、汚れもつきにくいのでいつも、つるつるです!

・ 前歯のすき間が気になる方
軽度のすきっ歯であれば、ラミネートべニアで歯の形を調整すれば、そのすき間を自然な見た目で埋めることが可能です。

・ 前歯の大きさが気になる方
前歯の大きさも、ラミネートべニアでの調整が可能です。

ラミネートべニアのデメリット

このようにラミネートベニアには様々な患者さんに対応した治療です。しかし、ラミネートベニアには次のようなデメリットもあるので、注意をしましょう。

①歯の表側を多少削らなくてはならない

セラミックをしっかりと貼り付けるためにも、歯の表側をわずかではありますが削る必要があります。症例によっては無形成で可能です。

②噛み合わせが強い部位には使用できない

強く噛み合う部位には割れたり、外れたりするためお勧めできません。マウスピース矯正などを併用して咬合も考えて治療をお勧めする場合もあります。

③割れてしまうことがある

これはラミネートべニアに限らずですが、セラミックは強い衝撃を受けたときには割れてしまう可能性があります。

④自費診療である

審美目的となるため、保険は適応できません。自費診療となるため、どちらのクリニックに行ってもある程度の費用がかかってしまいます。

いかがでしたでしょうか?

参考になりましたら幸いです。

くま先生with審美歯科専門技工所の社長様

監修

コンシェルクリニックグループ代表院長

日本抗加齢医学会 専門医


小谷 航(こたに わたる)

現在は全国10院で各種専門医が協力して顎顔面領域に特化した医療を展開しております。治療のコンセプトはアンチエイジング、究極の予防を標榜しております。
アンチエイジングの考え方のもと、皆様と一緒に長い人生を歩んでいければと考えております。よろしくお願いいたします。


コンシェル歯科クリニック

投稿者プロフィール

くま先生
くま先生
アンチエイジングをコンセプトに治療するくま先生。歯や美容医療や薬など得意分野は多岐に渡る。教えてくま先生!と言われれば、一人ひとりの患者さんに寄り添ったコンシェルジュ的な存在として、どんな分野でも的確にアドバイスしていきます。患者さんだけでなく、先生たちにもアドバイスするよ。みんな、頼ってきてね。