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真珠腫性中耳炎(しんじゅしゅせいちゅうじえん)

中耳の鼓室内に本来は存在しない扁平上皮細胞が侵入している状態である。

発生機序から先天性と後天性に分類する。扁平上皮の塊が白い真珠のように見えることより真珠腫と言われているが、一種の皮膚垢の貯留である。真珠腫の増大とともに周囲の骨を破壊し、耳小骨や顔面神経、外側半規管を障害し、難聴、顔面神経麻痺、めまいを来す。病変が進行すると髄膜炎、脳炎など頭蓋内合併症をも引き起こす。

【症状】

骨破壊が生じる部位により症状は異なる。耳小骨が破壊されると伝音難聴を来し、内耳を侵すと感音難聴やめまいを来す。鼓膜の穿孔部位からは耳漏が生じる。また、顔面神経麻痺や中耳の骨破壊が進行すると硬膜に達し、髄膜炎、脳膿瘍などを引き起こす。

投稿者プロフィール

くま先生
くま先生
くま先生は幼少期に歯を痛めたことで歯磨きの重要さを身に染みて感じるようになり、歯科医を志した。
歯だけでは治療が完結しないことからも、診療の傍らで医療分野全体における「歯と健康の知識」を世に広く啓蒙している。
歯科における審美治療にも携わるとともに、韓国美容にも精通している。