今日はくま先生が、インプラント治療のメリットにフォーカスして解説していきます。
目次
形態や状況にもよりますが、入れ歯の咀嚼力は天然歯の3割程度といわれています。硬いものを噛めなかったり、食事中にずれてしまったり、入れ歯と歯肉の間に食べ物が入ってしまったりと煩わしさを感じる事が多いと言われています。
それに対して、インプラントは約9割程度の天然歯に近い咀嚼力で、入れ歯のような煩わしさを感じることなくお食事を楽しめます。
高額だからちょっとと思う方は多いですよね。インプラントは患者様の正しいケアで一生使用する可能性がある治療ですので長期的に見るとお財布にも優しいです。
インプラントは天然歯と殆ど変わらない優れた審美性を実現できるので、気になっていた口元を気にせずに笑えるようになります。現在はマスク生活が続きますが、今のうちに治療をという方も増えております。
インプラントは人工歯なので、虫歯にはなりません。しかし汚れを取らないと歯周病にはなるので、せっかくのインプラントは毎日丁寧にケアをするようにしましょう。
インプラントは顎の骨の中に埋め込まれるので、入れ歯のように面倒な取り外しや装着中の煩わしさがないので、天然歯のように便利で快適に過ごすことができます。
失った自身の歯を補う治療の1つにブリッジという方法があります。この治療では名前の通り橋をかけるように両隣の歯を削る必要があり、他の歯にも負担がかかります。しかしインプラントは失った部分だけにアプローチをするので、周囲の歯に負担をかけることはありません。
インプラントの場合、入れ歯よりも食べ物の味、温度、食感をはっきりと感じるので今までどおり、美味しく楽しく食事をすることが可能です。
歯を全て失ってしまった方の為のインプラント治療の一つである「All-on-4(オールオン4)」では、インプラントを埋入した上に総入れ歯を入れることでしっかりと固定されます。歯茎の痛み、異物感、話しにくさ、食事の時の不快感などの総入れ歯にあったデメリットから解放されます。
歯が抜けるとその場所の顎の骨は使われないので、次第に痩せ細ってしまいます。このことを「骨の吸収」と言います。抜けたところをそのままにしたり、入れ歯を長期間使用したりすると骨の吸収など弊害を招きます。対してインプラントは骨の中に埋入するので食事などにより顎の骨が適度に刺激されて骨の吸収を抑えて骨の健康を維持することが出来ます。
いかがでしたでしょうか?
インプラント治療を受けようと考えている方の参考になりますと幸いです。
監修
市ヶ谷コンシェル歯科クリニック
澤谷祐大(さわたに ゆうた)
獨協医科大学医学部歯科口腔外科にて研鑽を積み、2023年より市ヶ谷コンシェル歯科クリニックにて勤務。大学病院に行ってと言われた親知らず、どんな親知らず抜歯でも、市ヶ谷コンシェル歯科クリニック澤谷にお任せ下さい。
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