花粉症とは？

花粉症とは、スギなどの植物の花粉が、鼻や目の粘膜を刺激することによってアレルギー反応を引き起こし、さまざまな症状があらわれる疾患のことです。

花粉症の主な症状としては、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどがみられます。

また、風邪の場合は長くても1週間程度で治まりますが、花粉症の場合はシーズン中続きます。

アレルギー性鼻炎とは？

アレルギー性鼻炎とは、空気中に浮遊する原因物質（ほこり，花粉，ペットの毛など）が鼻に入り、粘膜を刺激することで引き起こされる疾患のことです。

くしゃみ、鼻水、鼻つまりが３大症状で継続的におこります。アレルギー性鼻炎は植物の花粉をアレルゲンとする季節性アレルギー性鼻炎（花粉症）とハウスダスト、ダニをアレルゲンとする通年性アレルギー性鼻炎に分類されます。

アレルギー性鼻炎や花粉症の治療法

抗ヒスタミン剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬の内服治療やステロイド点鼻薬、免疫治療などがあります。症状が重い場合には、アレルギー反応を起こしている鼻の中の粘膜の一部をレーザーによって焼くことで、アレルギー性鼻炎や花粉症の症状を軽減させるレーザー治療があります。

治療時間は約20分間と短時間で行うことができます。

レーザー治療にリスクはある？

鼻で粘膜を焼いても、においを感じなくなるなどのリスクや副作用はなく、安全に治療を受けていただくことができます。

しかし、鼻の粘膜をレーザーで焼くため、レーザー治療後数日間は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が悪化したように感じます。そして、傷が治っていく過程で、粘膜にかさぶたができるため、二週間程度は鼻づまりの症状が治療前よりも悪化したように感じられるかもしれません。

また、レーザー治療を行うことで、鼻づまりは改善されますが、目のかゆみなどの目の症状はレーザー治療では治りません。

レーザー治療の効果がある期間

残念ながら、レーザー治療は半永久的な効果がありません。

レーザーで粘膜を焼いても、人体には自然治癒力があるため、1～2年、長い方は約5年程度でまた再発する恐れがあります。効果が切れたらその都度治療を受けていただく必要があります。

いつ行うのが効果的？

花粉が原因のアレルギーの場合は、スギ花粉シーズンに入る1か月前までには治療を行う必要があります。花粉が飛んでいない8月頃から翌年の１月中旬までに治療されることをお勧めします。

レーザー治療の費用

レーザー治療は保険が適用されますので、3割負担の方の場合は両鼻9000円前後でご案内することが可能です。
※検査費用などは別途費用が発生します。

まとめ

いかがでしたか？

レーザー治療は不快な鼻の症状を改善させるだけでなく、鼻詰まりが原因とされるいびきも改善される場合があります。レーザーで粘膜を焼くというのは少し怖いかもしれませんが、局所麻酔を使用するため痛みはなく、短時間でお悩みを解決することができます。

花粉症やアレルギー性鼻炎を改善するレーザー治療、是非選択肢の一つとして取り入れてみませんか？保存療法では効かなかったという方は、是非「コンシェルこまえ耳鼻科クリニック」にご相談ください。

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コンシェルこまえ耳鼻科クリニック

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