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口呼吸よりも鼻呼吸のほうが運動パフォーマンスが上がる!?その理由をくま先生が詳しく解説

くま先生、今日はテニス付き合ってもらっちゃって、ありがとうございます!

いえいえ、久々に僕もいい運動ができて良かったです。
ところで斎藤さん、テニスお上手ですね。

それほどでもないですよ~。

口呼吸をやめて鼻呼吸でプレイをすると、もっと運動パフォーマンスが向上するかもしれませんよ。
あの有名なテニスプレイヤーであるロジャー・フェデラーさんも、試合中に鼻呼吸でプレイをされていました。

ロジャー・フェデラーさんは僕の憧れのテニスプレイヤーです。
口呼吸で運動するのは良くないんですか?
詳しく教えてください。

わかりました。
そこのカフェでお茶でも飲みながら、今回は鼻呼吸で運動したほうが良い理由について詳しく解説していきますね!

お願いします!

はじめに、身体に負担なく運動を行うには、酸素をできるだけ効率的に利用することが大切です。

世界最高のアスリートは、二酸化炭素濃度を低く保ちながら、筋肉内でより多くの酸素を消費することを意識しています。

より多くの酸素を消費するためには、意外かと思われるかもしれませんが、口呼吸より鼻呼吸のほうが効率的なんです。

そうなんですか!?

誤解されている方も多いですが、実は空気が多いほど酸素が増えるわけではないんですよ。

また、ランニング中に胸に息を吹き込むと、コアの安定性が低下し、怪我をする可能性も高くなります

さらに乾燥した冷たい空気を体内に取り込むと、気道を収縮させ、呼吸を困難にします
喘息をお持ちの方は、喘息が悪化する可能性もあります。

お口から冷たい乾燥した空気を肺に直接吸い込むことによって運動誘発性気管支収縮(EIB) が引き起こされる可能性があるんです。

逆に、鼻呼吸で鼻から息を吸うと、空気が温まって加湿効果があるんです。

鼻呼吸をするだけで、呼吸症状を軽減する効果があったなんて知らなかったです!
冬に運動すると苦しいのは、口呼吸が原因だったのかもしれないです。
質のよい空気を吸い込むことが大切なんですね。

そうです。
また、長時間口呼吸をすることで、顔の筋肉のバランスや姿勢が悪い方向へ変化していき、やがて骨格の変化を引き起こす恐れがあります。

口呼吸をすると必然的に、舌の位置が下顎についてしまいますよね。
舌は、常に上顎に位置しておくことが大切で、口蓋内で適切に配置されていないと、やがて頭の位置が前に出てしまうことがあります

頭の位置が前に出てしまう姿勢が 1 インチ進むごとに、背骨にかかる頭の重さが約4.5kg増加します。

4.5kgもですか、、!?身体にすごく負担がかかりそうですね。。

そうなんです。

脊椎、頸部、肩甲骨の姿勢が悪いと、頸部関節に悪影響が生じます。
さらに、頭が前に出てしまうと、背骨の深い姿勢である安定筋に負担がかかり、姿勢が崩れていってしまいます

また、口呼吸を行うことで口腔内の乾燥を引き起こし、脱水症状を悪化させる原因にもなります。

確かに運動していると喉が渇いて、よく飲み物を飲んでいます。
口腔内が乾燥すると、唾液の分泌が減って、むし歯にもなりやすいんですもんね。

斎藤さん。
むし歯にならないために飲み物を摂取するのは良い心がけですが、実はスポーツドリンクは糖分が多く含まれているので、むし歯になりやすくなってしまうんです。

えっ、そうなんですか?!
できる限りスポーツドリンクを飲む回数を減らして、お茶を取り入れてみます。

いいですね。
また、口呼吸からは、一酸化窒素を生成することができません。

一酸化窒素は心拍数、血圧、呼吸などの多くの身体機能の恒常性を調節します。
周囲の酸素 が副鼻腔を通過すると、鼻腔上皮全体に拡散し、細胞が一酸化窒素を生成することができます。
副鼻腔が一酸化窒素を生成し、よい空気が継続的に吸入されると、一酸化窒素は肺に到達し、周囲の肺胞の毛細血管を拡張させ、よい酸素が循環します。

また、鼻呼吸を行うことで、ほこり、アレルゲンといった物質が肺に入り込むのを防ぐ働きもあります。

口呼吸の方が、たくさん酸素を供給できると思っていましたが、質の悪い空気を今まで吸っていたんですね。

口呼吸は身体に負担をかけていたことがよくわかりました。運動をして免疫力を高めていたつもりが、身体に負荷をかけていたんですね。

運動した後、どっと疲れるのはもしかしたら、口呼吸も原因のひとつかもしれませんね。

そうですね。

口呼吸は睡眠パターンに悪影響を引き起こし、酸化ストレスを発生させる恐れがあります。
睡眠の量または質の低下は、身体能力およびワークアウト後の回復力を低下させる原因になります。

さらに、免疫細胞の減少により、運動中のパフォーマンスが低下する可能性があります。

また、鼻呼吸を行うことで、休息、回復および消化をサポートする神経系を活性化させます。
さらに、いびき、睡眠時無呼吸症候群、不眠症を軽減しますよ。

スタミナ、エネルギーが低下するってことですね。
それは、アスリートにとって非常に困ります。

鼻呼吸に慣れていないと、はじめは運動パフォーマンスが下がったように感じるかもしれませんが、やがて身体が順応してきます。

最初は無理せず、十分な空気が入っていないと感じたら、速度を落として呼吸を正常化させて徐々に慣らしていってくださいね。

二酸化炭素濃度を低く保ちながら筋肉により多くの酸素を消費させられるようになると、競技中のパフォーマンスを最大化できますもんね。
これからは、鼻呼吸を意識して運動するようにします!!

呼吸法を少し変えるだけで、運動パフォーマンスが向上しますので、是非お試しくださいね!
アスリートを目指していない方も、学校や部活で運動する機会はあると思いますので、是非、正しい呼吸法を意識してみましょう!

監修

市ヶ谷コンシェル歯科クリニック

澤谷祐大(さわたに ゆうた)

獨協医科大学医学部歯科口腔外科にて研鑽を積み、2023年より市ヶ谷コンシェル歯科クリニックにて勤務。大学病院に行ってと言われた親知らず、どんな親知らず抜歯でも、市ヶ谷コンシェル歯科クリニック澤谷にお任せ下さい。


市ヶ谷コンシェル歯科クリニック

投稿者プロフィール

くま先生
くま先生
アンチエイジングをコンセプトに治療するくま先生。歯や美容医療や薬など得意分野は多岐に渡る。教えてくま先生!と言われれば、一人ひとりの患者さんに寄り添ったコンシェルジュ的な存在として、どんな分野でも的確にアドバイスしていきます。患者さんだけでなく、先生たちにもアドバイスするよ。みんな、頼ってきてね。