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A.インプラント埋入手術の際は、局所麻酔または麻酔科医同席のもとで静脈内鎮静法を用いることで痛みは感じません。
しかし、麻酔は一定時間しか持続しない為、手術後は鎮痛薬(痛み止め)を服用して頂いております。
痛みの程度は、症例や患者様の感じ方による個人差によって異なりますが、実際に手術をされた患者様の感想は、思っていたよりも楽だったという方が多いですのであまり心配されないで下さい。
A.インプラント治療は健康保険が適用されていないため、全額が患者様の自己負担となります。
患者様1人ひとりに合わせた治療の内容(材質含め)は歯科医院によって異なりますので、各々の歯科医師にご相談下さい。
パッと見た時に安く感じるように、手術代や被せ物代と分けて記載しているクリニックも多いですのでトータル金額の確認をしっかりとして下さいね。
A.手術時間はインプラントを埋入する本数、難易度によって異なりますが、通常は30分〜1時間程度です。
治療期間については、現在は即時荷重と言われるすぐに完結させる処置も増えてきました。ただ、最も重要である顎の骨とインプラントが結合するためには期間が必要で、治療部位の骨の状態などに大きく左右されますが、一般的には3ヶ月前後必要と言われています。
A.いいえ。顎の骨の成長が完了していない年齢の方や、チタンに対してアレルギーのある方、特定の持病によって危険を伴う方など、患者様の体の状態によって受けられない場合もありますので、歯科医師に確認が必要です。
A.インプラントそのものは半永久的なものです。
治療後もメンテナンスを怠らなければ長く快適に食事を楽しむことができます。インプラントは虫歯にはなりませんが歯周病にはなります。
その為、患者様自身によるケアが十分でない場合、あるいは歯科医院でのメンテナンスが行われない場合インプラントの脱落が起こるなど問題が発生する可能性が高まります。
A.歯周病は顎の骨を溶かします。インプラントは骨に結合させる治療法のため、歯周病に罹患している患者様において治療後のインプラントの残存率(寿命)が短いことがいわれています。インプラントを長く使うために、歯周病の治療を行ってからのインプラント治療をお勧めします。
A.チタン製やセラミックのインプラントは磁力を持っていないので、MRI検査は安全に受けることができます。しかし、インプラントオーバーデンチャーといって磁石を使用しているタイプのインプラント治療を行われている方は、事前に担当歯科医に相談をしてみましょう。
A. 基本的に仮歯は、審美的な観点から即日入れれるようにするのが一般的かと思います。前歯ならば必ずでしょう。ただし、傷口の状態や手術中出血具合等で、少し落ちついてから入れる場合もありますので、担当の先生にご相談いただければと思います。
いかがでしたでしょうか?
参考にしていただけますと幸いです。
監修
市ヶ谷コンシェル歯科クリニック
澤谷祐大(さわたに ゆうた)
獨協医科大学医学部歯科口腔外科にて研鑽を積み、2023年より市ヶ谷コンシェル歯科クリニックにて勤務。大学病院に行ってと言われた親知らず、どんな親知らず抜歯でも、市ヶ谷コンシェル歯科クリニック澤谷にお任せ下さい。
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