自分自身が感じている身体感覚と周囲空間の認識のずれによる錯覚ないしは異常感覚と定義される。
自分が(または頭部が)じっと静止しているにもかかわらず、周りが回っているように感じたり見えたりふわふわと揺れている感覚、あるいは歩行などに際して、身体が揺れたり、左右どちらかの方向に傾いたりする感覚ないし状態を指す。
具体的な患者の訴えとしては「ふわふわする」「目が回る」という訴えのほか、「意識が遠のく」「地面に引き込まれるような」など表現は多彩である。