1. トップ
  2. 未分類
  3. 毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

毛穴に円錐形の角化した粟1~3mm程度の小さな丘疹が鳥肌のように多数みられる皮膚疾患である。毛孔性角化症とも呼ばれる。

小児期に見られ、思春期に最も多く認められる。20代以降は加齢とともに減少し、30代で自然に消えていく。小学校高学年の20%程度に見られ、健常人でも44%に見られたという報告もある。

上腕や大腿の伸側などに多発し、左右対称である。角栓が毛穴を塞いだ状態で全体に皮膚は乾燥している。

毛孔性苔癬は触れるとざらざらとしているが、自覚症状はほとんどない。時に軽度の掻痒感(そうようかん)を訴えることがある。また、皮膚の乾燥によって症状が悪化する傾向がある。

投稿者プロフィール

くま先生
くま先生
アンチエイジングをコンセプトに治療するくま先生。歯や美容医療や薬など得意分野は多岐に渡る。教えてくま先生!と言われれば、一人ひとりの患者さんに寄り添ったコンシェルジュ的な存在として、どんな分野でも的確にアドバイスしていきます。患者さんだけでなく、先生たちにもアドバイスするよ。みんな、頼ってきてね。