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歯茎を切らないインプラント治療「フラップレスインプラント」について解説!

インプラントを考えているんですが、手術がとても怖いんです。

でしたら、切開せずに治療ができる「フレップレスインプラント」にしてみてはいかがでしょうか。

切開せずにインプラント手術ができるんですか!?

知らない人も多いと思いますが、じつはあるんです!
今回は「フレップスインプラント」について解説していきますね

よろしくお願いします!

フラップレス手術とは?

フラップレス手術とは、メスで歯茎を切開せず、歯科用パンチを用いてごく小さな穴をあけてインプラント体を埋入する方法となります。

体への負担が少ないので、切開と聞くと怖い方にはお勧めです

通常のインプラント手術との違いは?

通常のインプラント手術との違いは以下の2つです。

メスを使うか使わないかと縫合するかしないかになります。

通常のインプラント手術は、以下のような手順を踏みます。

1. メスで切開する
2. 顎骨を露出して目視で確認
3. インプラント用ドリルで適切なインプラントを入れるための穴を開ける
4. インプラント体を埋入
5. 糸で縫合する

さらに詳しい、通常のインプラント手術の手順について知りたい方は、こちらをご覧ください。

それに対して、フラップレス手術の場合、手術の当日は以下の手順のみになります。

1. 埋入箇所にオペレーションガイドを装着する
2. 歯科用パンチで歯茎に小さな穴を開け、その穴からインプラント用ドリルで適切なインプラントを埋入するための穴を開ける
3. インプラントを埋入

メスは使わず、縫合も不要。事前のCT検査などによる診断と緻密な分析、手術用のガイドの作成などが必要となりますが、いいことづくめにはなります。

フラップレス手術のメリット

①出血・痛み・腫れが少なめ

フラップレス手術は切開・縫合の必要がありませんので出血や手術後の痛み・腫れが少なくてすむ可能性が高いです。

②手術時間が短いことが多い

手術時間は短く終わります。ただし、熟練の先生であれば切開や縫合に関してはあまり時間がかからな為、初心者の先生であればと付け加えておきます。

③負担が少ない

手術時間が短く手術後の痛みや腫れも少ないので、肉体的・精神的な負担が少ないのも、フラップレス手術の特徴です。

④手術の確実性が増す

手術の際、医師はガイドというものを使います。

ガイドはインプラント体を埋入する穴を開けるための補助具のようなもので、ガイドを使用すればドリルが間違った位置や角度、深さまで到達することはありません

フラップレス手術のデメリット

メリットばかりのように感じるフラップレス手術ですが、以下のようなデメリットもあります。

①事前の緻密な検査や治療計画が重要

CT検査などをして、お口の中を3次元で確認する他、骨の厚みや神経・血管の位置を正確に把握してからの治療となります。

②医師の豊富な知識や経験が必要

なによりも、近年はフラップレスインプラントが浸透してきたせいか、口腔外科を学ばず、フラップレスしか出来ない先生もいるようです。手術である以上、どういったパターンでも対応できる先生を探してください。

③通常通りのインプラント手術の方ことも

骨がない方はサイナスリフトやGBRといった骨を造る必要が多い方も多いです。

そういった方は通常の術式をお勧めします。難易度の高い手術の場合は目で確認しながら慎重に手術を進めるべきだと私は思っています。

常に最新の技術を学び、様々な症例を診ている歯科医師を探して手術を依頼してください。

参考になれば幸いです。

監修

コンシェルクリニックグループ代表

医療法人社団航路会理事長


小谷 航(こたに わたる)

グループには、コンシェルクリニック歯科クリニック新宿本院・市ヶ谷コンシェル歯科クリニック・金町コンシェル歯科クリニック・コンシェルこまえ耳鼻科クリニック・id美容クリニック・東村山歯科矯正歯科・コンシェルデンタルラボ等を擁し、各種専門医が協力して顎顔面領域に特化した医療を提供している。


コンシェル歯科クリニック

投稿者プロフィール

くま先生
くま先生
くま先生は幼少期に歯を痛めたことで歯磨きの重要さを身に染みて感じるようになった。
親切な歯科医の先生のもと、自分も歯医者さんになって子どもたちに歯磨きの大切さを教えることを目指す。
歯科医になったくま先生は、歯科医としての診療のほかに歯と健康の知識を世に啓蒙するためにサイト「くま先生」の立上げを決意した