小さい時から口が前に出ていて、矯正をして直そうと思っているんです
そうなんですね!
口元の改善をされていということなら、アンカースクリュー矯正治療をお勧めしますよ
アンカースクリュー矯正治療?初めて聞きました
では、今回は歯科矯正用アンカースクリュー矯正治療について詳しくご紹介しますね!
アンカースクリュー矯正治療とは、直径1.5mm程度の金属製の小さなスクリューを歯茎の骨に埋入し、それを固定源として歯を移動させていく矯正治療です。
通常の矯正治療の場合、奥歯を固定源として歯を動かしていくため、奥歯も少なからず前に移動させてしまいますが、アンカースクリュー矯正の場合、動かしたい歯のみをピンポイントに動かすことができます。
アンカースクリュー矯正治療が終了次第(約半年から一年程度)、ネジを除去するため、異物が残ったり歯肉に傷跡が残ることもありません。
一般的な矯正治療と違い、アンカースクリュー矯正は歯列全体を移動させることが可能なので、大幅に治療期間を短縮させることができます。
さらに、抜歯を行わずとも矯正をできる可能性が高いため、抜歯をしたくない方にはお勧めの治療法です。
ガミースマイルとは、笑った時に歯茎が多く見えてしまっている状態のことを指します。ガミースマイルは明るくチャーミングな印象を与えますが、中には歯茎が見えすぎるのがコンプレックスという方がいます。
歯科矯正以外の治療法ですと、ボトックス注射を行うことで、上唇を上げる筋肉の緊張を緩め、ガミースマイルを目立たなくすることが可能です。ただし、半永久的な効果はなく、持続期間は約4~6ヶ月といわれています。
従来の矯正治療では難しいとされるガミースマイルも、アンカースクリュー矯正を用いた方法であれば、前歯を歯茎方向に引き上げることが可能です。もちろん、歯茎方向に引き上げられるだけでなく、スクリューを埋め込む位置を調節することで上下左右と様々な方向に歯を移動させることができます。
口ゴボとは外側から見て口元が盛り上がった状態のことを指します。
一般の矯正治療では奥歯を固定源として歯を動かしていくため、奥歯を後ろに下げられることはできませんでした。
しかし、アンカースクリュー矯正治療を行うことで、奥歯も後ろに下げられることが可能となりましたので、外科手術を行わずとも、口元を後退させ、口ゴボを改善させることができます。
アンカースクリューは骨に結合させるわけではないので、まれではありますが、アンカースクリューが脱落してしまうリスクがあります。その場合は、歯科医院にもう一度お越しいただいて、アンカースクリューを再植立する必要があります。
その他の要因として、アンカースクリューのまわりに汚れが溜まることで、化膿を起こし、脱落してしまう可能性があります。施術後はしっかりと口腔ケアをすることが非常に重要となります。また、埋入した部分は細菌が入らないように、指や舌などで触らないようにしましょう。
ネジを埋め込むのは少し怖い印象がありますが、局所麻酔を使用するため、痛みはありません。
骨自体には実は、痛みを感じる神経はないので、痛みに関してはそこまで心配する必要はありません。
処置後、2,3日は少し痛みが出る場合もありますが、鎮痛剤もお渡しいたしますのでご安心ください.
いかがでしたか?
アンカースクリュー矯正は治療期間を短縮させるだけでなく、面長改善やガミースマイル、口ゴボなど様々な顔のお悩みを改善させる効果が期待できます。
お顔の下半分がコンプレックスでなかなか笑えないとお悩みの方は、アンカースクリュー矯正治療を選択肢の一つとして取り入れてみませんか?
コンシェル歯科クリニックでは、アンカースクリュー矯正治療経験豊富の専門Dr.を大学病院よりお招きしております。外科手術が必要と言われた方でも、アンカースクリュー矯正で改善される可能性がございますので、ご興味のある方は是非、 ‘コンシェル歯科クリニック市ヶ谷院’にご相談ください。
監修
市ヶ谷コンシェル歯科クリニック
澤谷祐大(さわたに ゆうた)
獨協医科大学医学部歯科口腔外科にて研鑽を積み、2023年より市ヶ谷コンシェル歯科クリニックにて勤務。大学病院に行ってと言われた親知らず、どんな親知らず抜歯でも、市ヶ谷コンシェル歯科クリニック澤谷にお任せ下さい。
コンシェル歯科クリニック市ヶ谷院