くま先生
どうされました?
WJウォンジン整形外科の無料相談会で輪郭手術の相談をしたいんですけど、IVROとSSROの違いがよくわからなくて。
相談会に行く前に予習しておきたいので、これらの違いについて教えていただけますか?
もちろんです。
そうしましたら今回は「IVROとSSROの違い」について解説していきますね!
よろしくお願いします!
WJ(ウォンジン)は、韓国の美容整形クリニック「ウォンジン整形外科」の略称です。
ウォンジン整形外科は、韓国を代表する大手美容整形クリニックの一つであり、多くの有名人や芸能人にも利用されています。
同クリニックでは、目元や鼻、顎などの各部位の整形手術や、豊胸、脂肪吸引などのボディ整形、ヒアルロン酸注入などの美容皮膚科メニューなど、様々な美容施術を提供しています。
下顎枝垂直骨切り術(Inferior Vertical Ramus Osteotomy:IVRO)は、下顎骨を骨切りして下顎の位置を変えることで、正しい噛み合わせに導く手術であり、下顎前突症(下顎が前に出ている)や不正咬合(噛み合わせがおかしい)などの治療としても有効とされています。
はじめに口腔内の頬粘膜を切開し、骨膜剥離子を用いて下顎骨に沿って口腔粘膜を骨膜ごと剥離します。その後、下顎骨を垂直に必要な分だけ骨切りし、下顎骨を後方に移動させた後は、骨を固定するためにプレートやスクリューを使用します。最後に剥離した粘膜骨膜弁を復位・縫合し、切開部を閉じます。
顎の傾きが原因で顔の左右差や歯の噛み合わせが悪い場合は、IVROによって改善することができます。SSRO(後述)と比べて、骨格や神経に与える影響は比較的少なく、知覚鈍麻・麻痺などの症状が出現しづらいことが特徴です。
下顎前突症とは、しゃくれ(下顎が前に突き出ている状態)で、噛み合わせの異常を引き起こしている状態です。下顎前突症には、先天性のものや後天性のものがあり、いずれも上下の歯が正しく噛み合わせることができず、口が閉じにくくなるなどの症状が現れます。
嚙み合わせの異常によって引き起こされる口呼吸や睡眠時無呼吸症候群、口臭などの症状の改善にも効果があります。
手術後は、腫れや痛み、食事や会話の制限などがありますが、通常は1〜2週間で回復します。
また、ウォンジン整形外科の下顎枝垂直骨切り術(IVRO)では、骨をプレートやスクリューなどで固定せずに下顎を後方に移動させる手術方法を行っております。人間の身体には本来自然治癒力が備わっています。自然治癒力とは、免疫系の働きなどを通じて、自己修復や自己防御を行う力のことです。この原理を基にできた手術法の一つです。
この方法は、内視鏡を使用して自然な噛み合わせになるよう確認しながら、骨を適切な位置に移動させます。骨をプレートやスクリューで固定しないため、手術後の腫れや痛みが軽減され術後の回復が早いというメリットがあります。術後すぐでも普段通り鼻呼吸と口呼吸をすることができ、口を開いての食事も可能なので、患者さまのご負担が少ないのがメリットです。
また、金属アレルギーをお持ちの方にも適した手術方法です。このプレートやスクリューを用いない下顎枝垂直骨切り術には、より高度な技術と執刀経験が求められます。
下顎枝矢状分割術(Sagittal Split Ramus Osteotomy:SSRO)は下顎を前方や後方に移動させ、上下の歯を正確に噛み合うようにする手術です。
はじめに大臼歯近くの頬粘膜を切開し、骨膜剥離子という器具を用いて粘膜骨膜を剥離していき、骨切りする部分の術野を確保します。その後、下顎骨の内外側の皮質骨を水平に、下顎枝は矢状方向に骨切りして切り離します。前後や左右方向の位置確認を行い、神経を避けるように術前にシミュレーションした分だけ骨を削ります。下顎を元の位置に戻し、プレートやスクリューを使用して、骨を固定します。
最後に剥離した粘膜骨膜弁を復位・縫合し、切開部を閉じます。
SSROは異常に前後方向に下顎が位置している場合や、不正咬合がある場合に行われます。
骨を適切な位置に移動させた後は、移動させた位置を金属プレート(チタン)で固定し、骨が再生するまで安定させます。
手術後は、腫れや痛み、食事や会話の制限などがありますが、通常は1〜2週間で回復します。
IVROと比較し、より血管や神経などに影響を与える可能性のある手術であるため、より高度な技術力と知識が必要な手術です。技術力はもちろん、術前に3D-CTで神経や血管の位置をしっかりと正確に把握することで、術中に血管や神経を傷つけるリスクを最小限に抑えることができます。
手術後は、顎を動かす練習を行う必要があり、食事、発音などの口腔・顎の機能を回復させるために、専門的なケアが必須です。
今回は「IVROとSSROの違い」をご紹介いたしました。
いずれの手術法を選択するにしろ、術前にCTやMRIなどの検査を行い、しっかりと治療計画を立てることが重要です。
ウォンジン整形外科では、患者さまとのコミュニケーションを大切にし、患者さま一人ひとりの状態や希望に合わせたマンツーマン治療をご提供しています。
また、ウォンジン整形外科では腫れケアも充実しており、患者さまの1日も早い社会復帰を全力でサポートいたします。
高度な技術力と豊富な経験を持つ専門医が在籍しているので、ご興味のある方は4月1日(土)・2日(日)に開催される無料美容相談会に是非お越しください♪
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