9歳の娘の歯並びが少し悪いのだけど、いつから矯正を始めたらいいのかしら。
早い方が早く治るとかありますか?
お子さんの状態にもよりますが、骨格に問題がなく歯並びだけが悪いという場合ならば12歳頃からでも全く問題ありませんよ
そうなんですか?矯正ってお金もかかるし、色々と不安なのよね。
子供の矯正について詳しく教えていただけますか、、?
はい!もちろん!詳しくお教えします
子供の矯正は、いつ頃から始めたらいいかご存じですか?
この記事では子供の歯科矯正をするのに適したタイミングと小さいうちから矯正を行うメリットについてご紹介します。
子供の歯科矯正には、「第1期治療」と「第2期治療」に分かれております。
第1期治療は、歯が生え揃う前の7歳~10歳頃の時期に行い、主に「床矯正」を用いて治療していきます。
主に顎の骨格を広げ、噛み合わせなどを整えることを目的としております。ひとりひとりの口腔内の状態にもよりますが、早ければ3~6歳ごろから矯正は可能です。床矯正は、食事の時など矯正装置を取り外しすることもでき、小学校低学年あたりの年齢を対象に行っている治療法です。
矯正を始める時期はお子様によって異なりますが、一般的には歯の生え変わりが始まる6歳、7歳頃から始めるお子様が多いです。
また、3歳でも受け口やしゃくれなど骨格に問題がある場合には、早めに歯科医師にご相談にお越しいただくことをお勧めします。
小さなお子様の場合は、矯正器具をつけることでストレスを感じてしまうというデメリットがありますが、小さいうちから矯正をすることで、非抜歯で治療できる可能性が高くなる、顎の骨格から改善することができる、などのメリットが挙げられます。
第2期治療は、永久歯が生え揃った12歳〜15歳頃の時期に行い、ブラケット治療やマウスピース矯正などを用いて治療していきます。
骨格の問題はなく、歯並びだけが悪いという場合には第2期治療から歯列矯正を行っても問題ありません。12歳〜15歳頃は、永久歯が揃っている時期ですので、顎の成長が進んでおり、歯科矯正で骨格から改善をするのは難しくなります。
ですので、抜歯を行うことで歯を動かすスペースを作って歯科矯正を行ったり、外科的矯正治療を行って顎の噛み合わせや見た目を改善する必要があります。
ブラケット治療やマウスピース矯正など、矯正のことを詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
小さなお子様には、横向きやうつ伏せで寝るのをやめさせるようにしてあげてください。うつ伏せで寝ることで歯が圧迫され歯並びに悪影響を及ぼす恐れがあります。歯並びだけでなく、身体の歪みにもつながりますので徐々に仰向けになって寝られるようにしてあげましょう。
一口につき30回はしっかり噛んで食べることを教えてあげてください。しっかり噛んで食事をすることによって、歯並びをよくし、顎の発達の成長を助ける効果があります。さらに、唾液の分泌が増え、むし歯を予防する効果もあります。身体の歪みを防止するためにも、必ず正しい姿勢で食事をとるようにしましょう。
いかがでしたか?
お子様の歯科矯正のことで何か不安なことがありましたら一度コンシェル歯科クリニックにご相談ください。当院では、大学病院より専門Dr.をお招きして、お子様の不安に寄り添った 親しみやすい歯科治療を提供しております。
無理に治療を進めて、「歯医者は怖い場所」とトラウマになってしまうと、将来歯科医院を敬遠してお口の状態を悪化させてしまうことにつながりかねません。
だからこそ、当院の小児歯科治療では、お子様と仲良くなるためのコミュニケーションを大切にし、治療を進めてまいります。怖がっている状態のまま治療を行うことはありませんので、ご安心ください。
監修
市ヶ谷コンシェル歯科クリニック
澤谷祐大(さわたに ゆうた)
獨協医科大学医学部歯科口腔外科にて研鑽を積み、2023年より市ヶ谷コンシェル歯科クリニックにて勤務。大学病院に行ってと言われた親知らず、どんな親知らず抜歯でも、市ヶ谷コンシェル歯科クリニック澤谷にお任せ下さい。
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